脊椎外科センター

診療・各部門

センターについて

ご挨拶

菅原 亮 (スガワラ リョウ)  脊椎外科センター長

 脊椎外科センターは脊椎・脊髄疾患に対して専門的な治療を提供するために2023年4月に開設されました。特に東北地方では数少ない脊柱変形(背ぼねの曲がり)に対する専門的な治療を最も得意としております。脊柱変形以外の脊椎・脊髄疾患全般にも対応しておりますので、お困りの症状がございましたらぜひご相談ください。

取り扱う疾患について

脊柱変形(そくわん症)

  小児:思春期特発性側弯症、早期発症側弯症、先天性側弯症など

  成人:成人脊柱変形(変性側弯症、後弯症など)

頚椎疾患:頚椎症性脊髄症、頚椎後縦靱帯骨化症、頚椎椎間板ヘルニアなど

胸椎疾患:胸髄症、胸椎黄色靭帯骨化症など

腰椎疾患:腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニアなど

当センターの特徴

 当センターでは脊柱変形(側わん症)に対する手術を行なっております。変形矯正のためには脊椎インストゥルメンテーションという金属を使用する必要があり、脊椎に挿入したスクリューをロッドで連結して矯正・固定を行います。高度な技術が要求される手技ではありますが、安全かつ確実にスクリューを挿入するために最新のナビゲーションシステムを使用しております。

 また、脊髄神経モニタリングを使用し、手術中に脊髄神経の異常が生じていないかを確認しながら手術を行います。成人脊柱変形手術では、近年側方アプローチによる低侵襲側方侵入椎体間固定術が主流となっております。当院でも本術式を取り入れた2期的な手術を行ない、患者様の身体的負担ができるだけ少なくなるよう心掛けております。 当センターでは一般的な脊椎・脊髄疾患に対する除圧術、固定術も行なっております。これらの手術においてもナビゲーションシステム、脊髄神経モニタリングを使用し、安全な医療を提供できるよう心がけております。

医師紹介

担当医師

専門  脊椎外科、脊柱変形(小児・成人)

所属学会・資格など

医学博士

日本整形外科学会(専門医、認定脊椎脊髄病医)

日本脊椎脊髄病学会(脊椎脊髄外科専門医、指導医)

日本側弯症学会(評議員)

日本小児整形外科学会(認定医) 認定NPO法人 日本脊柱変形協会 (JSDI)(理事)

略歴

2003年  自治医科大学 卒業    

2011年  国家公務員共済組合連合会 名城病院

       整形外科・脊椎脊髄センター

2014年  自治医科大学 とちぎ子ども医療センター

                 小児整形外科 病院助教

2018年  自治医科大学 整形外科 講師

2023年  現職

診療の流れ/外来

今後詳細に記載

手術について

症例供覧

成人脊柱変形の患者様(70歳女性)
 不良姿勢と立位保持、歩行維持困難あり。保存療法で改善しないために手術を行なった。手術は側方進入椎体間固定術を併用した2期的前後合併矯正固定術を行った。手術は2回とも4,5時間程度、自己血輸血で対応できたため、他人血の輸血は行わなかった。術後は姿勢・症状ともに改善した。
注)患者様の許可をいただき掲載しています