診療・各部門
1.はじめに
リハビリテーション部では、入院・外来の患者様一人ひとりの症状や問題点、そしてニーズに合わせて詳細な評価ときめ細やかなリハビリテーションプログラムを作成し、皆様にご満足いただけるよう日々リハビリテーション業務を行っております。
2.リハビリテーション部の理念と基本方針
【理念】
リハビリテーションを通じて患者様一人ひとりの回復を全力で支援し、患者様が最大限の機能回復と生活の質向上を達成できるよう努めます。共に歩むパートナーとし、おおらかな気持ちとプロフェッショナルとしての自覚を持ち、患者様と共に闘い、励まし、見守り、満足していただけるリハビリテーションサービスを提供します。
【基本方針】
◆個別化されたリハビリテーションプランの提供
患者様の具体的なニーズと目標に合わせた、個別のリハビリテーションプランを作成し、効果的かつ効率的なリハビリテーションを実施します。
◆全人的ケアの実践
身体的な回復だけでなく、精神的・社会的なサポートも重視し、患者様とそのご家族が安心してリハビリテーションに取り組める環境を提供します。
◆継続的な教育と技術向上
スタッフ全員が最新の知識と技術を習得し続けるための教育と研修を積極的に行い、常に高水準のリハビリテーションサービスを提供することを目指します。
3.リハビリテーション業務
当院では、主に急性期病棟と状態が安定していて、退院準備のための地域包括ケア病棟があります。患者様が急性疾患や手術後の早期からリハビリテーションを開始し、元の生活に戻るための力を取り戻すことを目指します。

◆当院におけるリハビリテーションが多く関わる診療科と疾患

4.リハビリテーション部の特色
当院では、専門性に合わせて大きく4つのチームに分け、より専門的なリハビリテーションを提供しています。
◆腰痛・仙腸関節班
腰痛・仙腸関節藩は腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症を始めとした腰椎疾患全般に対する運動療法に加え、老若男女に問わず生じる仙腸関節障害の治療に注力しています。仙腸関節障害に対しては、仙腸関節ブロックでの確定診断後に、骨盤ベルトの選定や、腹部体幹筋の評価と練習、仙腸関節への負荷を減じる日常生活動作の指導などを行っています。また、理学療法の各種検査結果をもとに、医師と情報を共有し、状態に応じた的確な治療を心掛けております。
◆股関節班
股関節唇損傷、形成不全性股関節症を中心に手術前後、保存療法のリハビリテーションを実施しています。股関節だけでなく体幹も含めたトレーニングを行っていただき、股関節機能の改善を図ります。股関節は荷重支持に加えて可動性を要求される大事な関節ですので疼痛があると姿勢や歩行、日常生活動作に大きな影響を与えてしまいます。安全に痛みなく動けるように入院・外来リハビリテーションを行っています。腰椎や仙腸関節との関連から股関節痛が誘発されることもありますので、医師と協働し、疼痛の原因を検証しながら治療にあたっています。
◆内科・外科班
腎臓内科での慢性腎臓病を中心とした内部障害へのリハビリテーションや血管外科及び一般外科での術後早期からのリハビリテーションの他、循環器科、消化器内科、泌尿器科、耳鼻科、総合診療科等の多くの診療科から様々な疾患に対する早期からのリハビリテーションを実施しています。
◆OT班
作業療法士(Occupational Therapist)として患者様の病態・生活歴・環境に応じた作業療法を急性期から慢性期・生活期まで幅広く実施しております。当院では、日々行っている生活動作(食事、着替え、トイレ等)を1つの作業として捉え、患者様のニーズに合わせた筋力訓練や生活動作練習、福祉用具を用いた動作方法のアドバイスを行い、動作の再獲得やその人らしく生活していけるような支援を行っております。整形外科領域では、手の外科を中心に上肢機能に対してアプローチし、自宅だけでなく職場復帰の支援も行っております。また、嚥下機能が低下している方に対して耳鼻科医師や看護師と連携しながら訓練を実施しております。
5.リハビリテーション部スタッフの資格(2024年4月現在)

6.業績(2024年4月現在)
◆原著論文/著書
◆学会発表/講演
7.臨床実習受け入れ実績(2024年4月現在)

8.教育プログラム
リハビリテーション部の教育は、院内研修及び部内研修等によって行われます。
入職時の新人教育は、習得項目および到達項目に基づいて実施および習得状況の確認を行います。新人職員に対する部内研修では各疾患に対する講義等があり、各疾患へのリハビリテーション介入が行えるようサポートしています。