腰痛・仙腸関節センター

診療・各部門

仙腸関節の痛みの特徴:仙腸関節は骨盤内の仙骨と腸骨で形成される関節で、その痛みの多くは関節の微少なズレによる機能障害、いわゆる仙腸関節障害で、その病態は子供に起こる肘内障に似ている。 痛みの特徴は仙腸関節付近を中心とする腰殿部痛で、下肢への神経根障害に一致しない関連痛が多い。そして下腹部から股関節にかける痛みも伴いやすく、股関節疾患を疑われたり、消化器内科や泌尿器科を受診する患者が稀ではない。 仙腸関節の痛みというと、出産に関連する女性特有な痛みと思われがちであるが、昨年1年間に当院腰痛・仙腸関節センターに来院した仙腸関節障害例406例をみると9歳から90歳代までの男女に幅広く分布し、仙腸関節障害の痛みが老若男女に起こる、ありふれた腰下肢痛であることがわかる。 毎週水曜日に腰痛・仙腸関節外来を行っております。なかなか治らない腰痛・下肢痛でお悩みの方は、一度受診されてください。

外来担当医師一覧表

表2:腰痛・仙腸関節センター担当医師一覧表
医師 午前 村上 栄一
黒澤 大輔
午後

仙腸関節センターは1日10人の完全予約制となっております。紹介状が必要となりますのでご注意ください。

【注意】(括弧)で囲まれた医師は定期依頼の応援医師です。
【注意】各担当医は出張等の諸事情により変更になる場合があります。
【注意】月曜・金曜日は手術日。

各担当医師紹介

  • 村上 栄一(院長)
    卒年
    昭和56年卒
    専門領域
    腰椎及び仙腸関節疾患
    認定医/専門医
    日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会専門医、日本脊椎脊髄病学会指導医、日本整形外科学会認定スポーツ医
     
  • 黒澤 大輔(整形外科医長)
    卒年
    平成16年卒
    専門領域
    脊椎外科、仙腸関節、腰痛
    認定医/専門医
    日本AKA医学会専門医、日本整形外科学会専門医