令和4年度 仙台病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

1.年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 219 154 169 220 477 799 1,506 2,320 1,588 329

当院は、仙台市の北部に位置しており、地域医療支援病院として幅広い年齢層や地域のニーズに対応した医療を提供しております。特に、60歳以上の患者様は全体の70%以上を占めており、重症化しやすい高齢の患者様の割合が多い傾向となっております。また、令和4年7月より平日17時から19時までの小児科夕方診療を開始しており、10歳未満の患者数も増加しております。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2:1あり 21 19.48 14.41 0.00 65.67
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2:なし 20 17.90 19.61 25.00 71.30
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 19 39.74 21.11 21.10 83.21
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 16 15.31 13.61 6.30 79.38
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2:なし - - 5.7 - -

内科には高血圧糖尿病科、総合診療内科が含まれております。高血圧糖尿病科では主な糖尿病の治療としてインスリンを用い、血糖コントロールを行っております。総合診療内科では複数の症状のある患者さんや診断のつかない患者さんに対し入院での精査加療を行っております。全体的に平均年齢が60歳以上と高齢のため、全国の平均在院日数より自院の平均在院日数は長期化しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

消化器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 223 3.95 2.64 0.40 69.30
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 39 9.90 8.94 0.00 77.21
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 26 10.23 7.76 0.00 73.15
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2:なし 26 4.58 5.70 0.00 51.81
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 18 6.33 7.79 0.00 68.61

大腸ポリープに対する内視鏡治療の入院が最も多くなっております。次に胆管結石が多く、内視鏡的乳頭切開術・内視鏡的胆道結石除去術を行っております。また、胃の早期悪性腫瘍に対して粘膜切除などの内視鏡的治療も行っており、必要に応じて外科と連携し、治療を進めております。

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 114 3.37 3.04 1.80 69.83
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1:なし、1,2あり 手術・処置等2:なし 98 7.45 4.26 1.00 69.34
050130xx97000x 心不全 その他の手術あり 手術・処置等1:なし、1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 14.86 22.51 0.00 70.90
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外 21 22.33 17.54 4.80 81.62
050130xx9910xx 心不全 手術なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2:なし 21 11.86 14.28 0.00 66.95

狭心症に対する手術やカテーテル検査を多く行っております。カテーテル治療は心血管カテーテル治療学会の専門医で経験年数も豊富な医師が担当しております。また、透析を実施しているなどのハイリスクな症例も多いため、腎臓内科や血管外科など院内の他の診療科とも連携し治療を行っております。特殊な治療については他施設とも連携し、最善の治療を提供しております。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1:あり 76 1.03 2.09 0.00 0.64
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 35 4.46 5.89 0.00 3.46
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2:なし 17 3.18 5.70 0.00 4.41
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.61 - -
060130xx9900xx 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし - - 7.79 - -

3名の専門医(消化器・内分泌、アレルギー)による治療を行っております。乳幼児に対するアレルギー検査目的の日帰り入院が最も多くなっております。R4年7月より夕方診療を開始し、急性気管支炎や腸炎などの急性期疾患にも対応しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 62 5.87 4.59 0.00 69.42
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 55 3.53 7.59 3.60 70.75
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 48 7.21 6.07 2.10 61.58
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 39 4.21 11.77 2.60 54.03
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2:なし 36 5.17 9.82 5.60 73.36

鼠径ヘルニア治療のための入院が最も多くなっております。そのほか、慢性腎不全患者に対する透析シャント作成のための入院や胆石の治療も行っております。外科に関しては、消化器外科、移植外科、血管外科、創傷ケアセンターなどの専門医が常勤しており、より専門的な治療を受けることができます。特に、移植外科はこれまでに900例以上の実績を積んでおり、全国でも数少ない腎移植センターとしての役割を果たしております。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 83 48.06 26.42 28.90 82.52
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 手術・処置等2:なし 62 18.73 9.69 0.00 51.48
070080xx97xx0x 滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢) 手術あり 副傷病:なし 36 5.56 6.99 0.00 67.61
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 31 4.55 4.57 9.70 71.03
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 31 30.13 15.60 6.50 74.03

股関節・大腿近位骨折による人工骨頭挿入術目的の入院が多く、次いで脊椎疾患(仙腸関節障害、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など)を診ております。そのほかにも骨折などの急性外傷や肩疾患、肘疾患、股関節・膝関節、手・足、スポーツ障害まで、幅広い疾患に専門医が対応しています。当院では仙腸関節腰椎センターを開設しており、リハビリと共同で根本治療を目指しており、全国から多くの患者様が受診されております。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 19 7.11 6.04 0.00 35.16
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 - - 9.27 - -
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2:なし - - 3.02 - -
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - 5.98 - -
120250xx99x0xx 生殖・月経周期に関連する病態 手術なし 手術・処置等2:なし - - 4.10 - -

卵巣腫瘍や子宮筋腫など、良性疾患の内視鏡手術を大学病院と連携して多数実施しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:片眼 79 1.89 2.63 0.00 74.28
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:両眼 74 1.91 4.67 2.70 74.55
020220xx97xxx1 緑内障 その他の手術あり 重症度:両眼 10 1.80 6.60 0.00 75.00
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし - - 5.80 - -
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 重症度:片眼 - - 5.18 - -

眼科一般をはじめ、白内障・糖尿病性網膜症・網膜硝子体疾患などの治療を行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1:あり 40 2.00 2.03 0.00 55.10
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 36 4.97 5.69 0.00 38.47
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 35 10.26 7.73 0.00 39.34
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 24 8.92 8.81 0.00 52.54
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 21 6.14 4.79 0.00 64.38

腎疾患の治療のひとつでもある扁桃腺摘出術目的や、睡眠時無呼吸症候群の検査入院が上位を占めています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2:2あり 副傷病:なし 120 10.33 6.66 1.70 75.04
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 副傷病:なし 97 11.01 5.29 2.10 62.61
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 75 3.15 2.45 0.00 70.29
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病:なし 58 5.21 7.20 13.80 67.07
11012xxx99xxxx 上部尿路疾患 手術なし 39 4.97 7.93 0.00 56.62

膀胱腫瘍が上位を占めておりますが、尿路結石、排尿障害など全尿路のほか、前立腺や腎の悪性腫瘍など、幅広い疾患に対応しております。特に腎腫瘍の手術は県内でも上位の件数となっております。

腎臓内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 395 13.59 11.77 2.00 67.27
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:1あり 89 20.00 13.82 5.60 70.42
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 77 11.64 7.59 0.00 68.39
110260xx99x3xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2:3あり 66 4.70 5.00 0.00 50.12
110280xx991xxx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1:あり 50 9.20 6.45 0.00 46.26

腎機能低下の初期治療から重症症例まで、幅広い腎疾患に対して専門医が対応しております。腎機能低下の原因となった原疾患を腎生検で調べ、それぞれの疾患に適した治療を提供しております。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 26 - - - 11 - 1 8
大腸癌 14 - 41 - - - 2 9
乳癌 - - - - - - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8

※1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

当院では5大癌の中では大腸がん、胃がんの患者様が多い傾向にあります。その中で早期ステージの患者様は主に消化器内科にて内視鏡的治療を行っております。ステージが高く、内視鏡的治療では対応できない症例については外科へ院内紹介を行い、連携を取りながら外科的治療や化学療法を行っております。当院は5大癌に含まれない膀胱がんや腎がんの件数が多い施設となっております。また、健診センターを併設しており、健診後の精密検査や治療が必要な場合は当院で対応できるように各診療科と連携しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 - - -
中等症 14 22.6 75.1
重症 21 28.3 83.0
超重症 - - -
不明 - - -

市中肺炎は普段の生活の中でかかる肺炎のことです。重症度が高くなるほど平均在院日数が長くなる傾向にあり、平均年齢も高齢になるほど重症化しやすくなっております。当院には背景に腎疾患を抱えているハイリスクな患者様が多く、重症化しやすい傾向にあり、その病態に応じ重症・超重症の患者様にも対応しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

5.脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
- 11 29.40 73.95 20.00

当院は脳梗塞を専門にする診療科を標榜していないため、専門的な治療が必要な場合は専門施設へご紹介しております。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード

消化器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 208 0.29 2.88 0.96 69.91
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 27 0.19 9.15 0.00 73.11
K654 内視鏡的消化管止血術 23 1.00 10.48 8.70 69.87
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 20 0.50 2.70 0.00 61.20
K6872 内視鏡的乳頭切開術 胆道砕石術を伴うもの 17 1.88 7.71 0.00 76.06

内視鏡的大腸ポリープ切除術を多く行っております。切除した病変の結果によっては外科と連携して追加治療を行い、治癒を目指しております。

循環器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 63 2.59 5.41 0.00 71.32
K5481 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) 高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの 39 2.64 5.64 2.56 67.92
K5463 経皮的冠動脈形成術 その他のもの 20 2.75 7.05 0.00 69.95
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの - - - - -
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 - - - - -

狭心症などの心疾患に対する経皮的手術を主に行っております。心臓冠動脈治療では、海外での指導経験のある医師が、宮城県唯一のロータブレイター(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの)手術を行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 76 0.53 3.95 3.95 70.57
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 69 6.28 20.86 1.45 72.81
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 59 2.03 4.32 1.70 63.46
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 52 1.37 3.44 0.00 70.44
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 51 1.92 14.75 0.00 68.22

腎臓内科で作成困難なシャント作成術を行っております。また、閉塞性動脈硬化症に対するバイパス移植術や、血管拡張などの血管治療も行っており、これらは血管外科専門医師が担当しております。ここには含まれませんが、腎臓移植手術も行っており腎疾患に対する総合的な治療を行っております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 64 5.19 28.92 4.69 69.22
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 60 4.97 40.88 26.67 80.98
K028 腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む)(指) 36 0.81 3.67 0.00 67.69
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 29 6.45 37.90 34.48 81.66
K1882 神経剥離術 その他のもの 26 1.19 4.65 7.69 69.92

脊椎狭窄症などの脊椎疾患に対する手術を多く行っております。また、肩関節や股関節の障害に対する治療として、人工関節置換術や関節唇形成術の件数が増加しております。

産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 19 2.00 4.11 0.00 35.16
K867 子宮頸部(腟部)切除術 - - - - -
K877 子宮全摘術 - - - - -
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 - - - - -
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの - - - - -

東北大学病院と連携し、卵巣腫瘍や子宮筋腫などの良性腫瘍の手術を主に行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

眼科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 153 0.18 0.72 1.31 74.29
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 21 0.81 4.62 0.00 70.57
K2686 緑内障手術 水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術 18 0.11 0.61 0.00 75.44
K2682イ 緑内障手術 流出路再建術 眼内法 13 0.15 1.00 0.00 75.46
K2683 緑内障手術(濾過手術) - - - - -

白内障・緑内障の手術を多く行っております。白内障手術は日帰り・入院のいずれも対応しており、透析が必要な患者様は腎臓内科と協力し、入院中に透析を実施して眼科手術を行うことができます。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 47 1.87 8.36 0.00 37.09
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 17 0.47 5.53 0.00 39.47
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 12 1.00 5.75 0.00 55.58
K347 鼻中隔矯正術 - - - - -
K333 鼻骨骨折整復固定術 - - - - -

腎疾患のIgA腎症の治療のひとつでもある口蓋扁桃摘出術を多く行っております。そのほか、慢性副鼻腔炎に対する手術も行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 132 3.68 6.75 1.52 75.33
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 93 4.35 6.46 3.23 63.82
K783-3 経尿道的尿管ステント抜去術 66 0.55 2.38 16.67 73.24
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 45 5.29 9.96 2.22 65.62
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 43 0.74 5.26 0.00 63.77

膀胱がんに対する、経尿道的膀胱腫瘍切除術を多く行っております。尿道から内視鏡を挿入する手術のため、おなかを切開することなく手術が可能です。そのほか、尿路結石の経皮的手術や尿道ステントの留置・抜去についても多く行っております。

腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 855 0.94 2.22 4.09 72.23
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施) 237 0.55 1.90 3.38 73.73
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 153 8.11 15.42 5.23 68.59
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 19 1.47 23.32 0.00 37.68
K6147 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 16 16.06 22.81 0.00 69.19

透析シャント狭窄などのシャントトラブルに対する経皮的シャント拡張術や、シャント作成術を主に行っております。腎臓内科でシャント作成が困難な症例は血管外科へ院内紹介し、外科手治療を行います。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 19 0.24
180010 敗血症 同一 38 0.49
異なる 36 0.46
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 1,310 16.84
異なる 15 0.19

当院では、透析シャント不全の治療を多く行っております。経皮的血管拡張術の治療や重症なシャント不全については、外科的再建術などを行っております。そのほかの症例として、人工血管感染や術後創部感染、感染が原因で起こる敗血症の症例もあります。このような症例が発生した場合でも改善に向けて最大限の治療を行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)

更新履歴

2023.9.30 新規掲載