平成28年度 仙台病院 病院指標


  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

1.年齢階級別退院患者数


年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 30 83 133 213 429 779 1,730 1,817 1,265 139

 当院は、地域医療支援病院として幅広い年齢層の治療を行っております。その中でも特に東北地区の腎疾患治療の基幹病院として医療を提供していることから60~70代の割合が全体の53.6%と多い傾向になっております。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)



内科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 12.16 6.12 0.00 63.63  
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85歳未満 12 12.33 11.48 0.00 55.17  
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 85歳未満 - - 14.61 - -  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし - - 12.43 - -  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 17.95 - -  


 内科では糖尿病などの生活習慣病の治療からクッシング症候群、アルドステロン症、副腎腫瘍など内分泌疾患の精査入院を腎機能低下症例も含め、他科と連携を取り治療を行っております。また、病変を認めた場合には、病態に応じて疾患特異的な内服薬治療や他科と連携し副腎腫瘍摘出術などの手術治療を行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





消化器科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 75 4.69 2.72 0.00 68.28  
060100xx01xx1x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 あり 12 6.67 5.97 0.00 72.00  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 11.06 - -  
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.19 - -  
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.44 - -  


 消化器内科では大腸ポリープや大腸腺腫に対し内視鏡を用いて行う大腸ポリペクトミーや内視鏡的粘膜剥離術が全体のほとんどを占めております。当院では腎不全や血管炎などでステロイドや抗血小板剤を使用する症例も多いため出血しやすく内視鏡による止血術も増えております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





循環器科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 96 2.77 3.06 0.00 67.04  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1、2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 84 6.23 4.71 0.00 69.27  
050050xx02030x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1、2あり 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし - - 10.29 - -  
050050xx99130x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし - - 5.94 - -  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 17.95 - -  

 循環器科で一番多いのは、狭心症などに対する心臓カテーテル検査です。合併症などのトラブルもなく平均在院日数は短くなっております。二番目に多いのは、心臓カテーテル治療です。バルーンやステントを用いて冠動脈の狭窄や閉塞の治療を行っております。※10未満の数値の場合は-(ハイフン)




小児科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 なし - - 2.62 - -  
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし - - 4.19 - -  
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし - - 5.50 - -  
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.44 - -  
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし - - 6.02 - -  


 当院の小児科のほとんどは、食物アレルギーの検査および治療による症例となっております。退院後は外来での専門医による経過観察も行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





外科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180040xx01x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 手術・処置等2 なし 63 8.16 12.65 1.59 71.08  
180040xx99x0xx 手術・処置等の合併症 手術なし 手術・処置等2 なし 49 3.31 10.01 22.45 80.00  
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 48 3.00 4.41 0.00 69.56  
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 30 3.00 4.48 0.00 75.97  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 4.40 8.87 8.00 65.12  

 外科の症例数で一番多いのは、透析シャント閉塞に対してのシャント作成術治療、次いで透析用カテーテル閉塞に対してのカテーテル交換治療となっております。透析症例の治療は腎臓内科と連携を取り行っているため、在院日数は短い傾向にあります。また、外科手術症例の約50%は腎不全症例であり、合併症の多い患者さんの治療にも積極的に取り組んでおります。結腸癌の化学療法治療は、腎機能低下症例も含め他科と連携を取り治療を行っております。




整形外科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx99xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 手術なし 138 17.12 12.41 0.00 55.57  
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 70 41.66 27.63 38.57 79.96  
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 54 29.15 17.99 7.41 71.98  
070080xx97xxxx 滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症(上肢) 手術あり 45 5.04 8.30 0.00 64.40  
070160xx01xxxx 上肢末梢神経麻痺 手根管開放手術等 45 4.64 5.69 2.22 67.16  

 整形外科では仙腸関節障害の治療、大腿骨骨折の人工骨頭挿入術治療、手根管症候群の手術治療などを腎機能低下症例も含め他科と連携を取り行っております。大腿骨骨折治療は、当院での手術治療後に他施設にて継続的なリハビリを行って頂くため、転院率が高くなっております。




産婦人科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 13 7.31 6.42 0.00 39.46  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 10 12.00 10.05 0.00 46.00  
120230xx02xxxx 子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む。)等 - - 2.50 - -  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 - - 6.29 - -  
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 - - 3.08 - -  


 大学病院の医師と連携して卵巣腫瘍や子宮筋腫などの手術を行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





眼科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020290xx97xxxx 涙器の疾患 手術あり 35 8.94 5.16 0.00 68.26  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 14 4.00 7.72 0.00 73.36  
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 13 4.54 8.27 0.00 57.08  
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - - 3.46 - -  
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 - - 10.53 - -  


 眼科のほとんどが手術目的の入院となっております。その大半は白内障ですが、DPC包括評価対象外のためこのデータには載っておりません。次に多いのは鼻涙管閉鎖症の手術症例で、こちらは耳鼻咽喉科と連携した鼻内法による手術も行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





耳鼻咽喉科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 48 10.19 8.12 0.00 39.33  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 30 7.20 9.37 0.00 59.53  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 20 4.60 5.50 5.00 28.10  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 14 6.93 5.24 0.00 63.00  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 - - 7.47 - -  


 耳鼻咽喉科では腎疾患治療としての扁桃摘出術治療が多く行われております。また、突発性難聴や扁桃周囲炎、急性扁桃炎などの治療も行っております。診療科全体の平均年齢は他の診療科と比較すると比較的若年層になっております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





泌尿器科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 71 14.82 7.85 0.00 73.52  
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし 47 26.21 12.52 0.00 66.28  
110080xx99030x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 44 14.25 15.07 0.00 74.84  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 41 18.80 5.83 0.00 59.95  
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 35 12.23 12.43 2.86 65.63  

 泌尿器科でもっとも多いのは、膀胱腫瘍に対する経尿道的膀胱腫瘍切除術で、術後に抗癌剤を膀胱に注入する治療を行う場合が多くあります。また腎腫瘍、尿管癌の手術件数も全国的に有数で腹腔鏡下による手術も多く行っております。前立腺癌に対する化学療法や生検なども行っております。




腎臓内科







DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 644 16.02 12.84 2.95 65.18  
180040xx02x0xx 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 211 8.41 3.44 33.18 70.95  
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 139 16.53 8.87 0.00 66.76  
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2 なし 100 24.11 22.67 3.00 58.91  
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 1あり 100 40.04 37.06 7.00 68.98  

 腎臓内科では初期治療から腎代替療法など、あらゆる腎疾患の専門的治療を行っており、腎疾患の精査(腎生検)や治療、透析シャント狭窄や閉塞のカテーテル手術治療、慢性腎不全の透析シャント設置術治療の症例数が多くなっております。腎炎、慢性腎不全の症例数は全国有数ですが、治癒を目指した治療や透析導入を可能な限り遅らせる方針で治療を行っているため、在院日数は長くなっております。



3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数






  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 7
大腸癌 10 - 51 53 - 18 2 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 2 6,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約


 当院は2015年症例より院内癌登録を開始し、5大癌には含まれない腎、尿管、膀胱の治療件数が多い施設となっております。大腸癌に関しては、ステージⅢ、Ⅳの患者さんが化学療法治療のため複数回入院しているので約75%と多くなっております。当院では、病期が進行している場合でも、その病態に応じた治療を提供できるように努めております。また、乳癌、胃癌、大腸癌は、ドックや健診の普及で早期発見される場合も多く、早期ステージの患者さんが増えてきております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)


4.成人市中肺炎の重症度別患者数等






  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 29 16.10 66.93
重症 16 28.75 82.06
超重症 22 21.23 77.27
不明 - - -


 重症度が高くなるほど、平均在院日数が長くなる傾向にあり、平均年齢も高齢になるほど重症化しやすくなっております。背景に腎疾患を抱えている患者さんが多く、中等度以上の件数が比較的多い傾向にあります。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)


5.脳梗塞のICD10別患者数等








ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 - 14 34.14 73.07 21.43
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -


 当院は脳梗塞を専門に治療する診療科を標榜していないため、専門的な治療が必要な場合は専門施設へご紹介しております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)


6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)



消化器科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 183 0.91 2.51 - 65.88  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 - - - - -  
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 - - - - -  
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 - - - - -  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -  


 大腸ポリープに対する内視鏡下の切除術が消化器科手術のほとんどを占めております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





循環器科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 78 0.96 4.55 - 69.62  
K5463 経皮的冠動脈形成術 その他のもの - - - - -  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) - - - - -  
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 - - - - -  
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -  


 循環器科では虚血性心疾患に対する経皮的な手術を主に行っております。その他、ペースメーカー移植などの手術も行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





外科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 74 1.66 5.65 5.41 67.16  
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 37 4.57 16.35 5.41 67.46  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 33 1.94 3.58 - 68.97  
K0843 四肢切断術(指) 29 6.34 26.17 10.34 68.72  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 27 2.30 5.96 - 64.15  

 外科では透析シャントの作成困難な症例に対しての手術や閉塞性動脈硬化症などによる血管移植、バイパス移植術などの血管治療が上位を占めております。また、糖尿病の合併症などによる下肢壊疽の治療手術も行われております。




整形外科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む 75 5.99 22.69 4.00 71.67  
K1882 神経剥離術 その他のもの 42 1.24 2.64 2.38 66.14  
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 40 5.30 29.58 37.50 76.05  
K028 腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む。) 33 0.39 1.52 - 64.82  
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 32 31.97 23.25 15.63 72.66  

 整形外科では脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患に対する手術のほか、ばね指、手根管症候群など手疾患の手術を多く行っております。また、大腿骨頚部骨折の手術は、術後のリハビリのため転院率が高めになっております。




産婦人科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 14 2.00 4.64 - 38.21  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) - - - - -  
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 - - - - -  
K861 子宮内膜掻爬術 - - - - -  
K888-21 卵管全摘除術(両側)(開腹) - - - - -  


 大学病院の医師と連携して、卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下、開腹手術、子宮内膜に関する手術などを主に行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





眼科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 208 0.87 0.98 - 70.74  
K204 涙嚢鼻腔吻合術 27 1.07 7.93 - 70.22  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) - - - - -  
K2172 眼瞼内反症手術 皮膚切開法 - - - - -  
K347-6 内視鏡下鼻腔手術2型(鼻腔内手術) - - - - -  


 眼科では白内障に対しての手術を行っております。平成27年からは日帰り手術も始めております。また、耳鼻咽喉科と連携し鼻涙管閉塞に対する涙嚢鼻腔吻合術や硝子体茎顕微鏡下離断術なども行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





耳鼻咽喉科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 48 1.88 8.44 - 42.73  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -  
K370 アデノイド切除術 - - - - -  
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 - - - - -  
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) - - - - -  


 耳鼻咽喉科は腎臓内科と連携し、腎疾患治療としての扁桃摘出術を多く行っております。また、副鼻腔炎手術や扁桃肥大、睡眠時無呼吸症候群に対するアデノイド切除術なども行っております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)





泌尿器科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 81 4.67 11.64 - 73.05  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 45 2.49 13.07 4.44 67.73  
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 42 7.29 16.98 - 68.31  
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 39 3.21 13.05 - 57.03  
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 34 7.38 19.91 - 66.50  

 泌尿器科では膀胱や腎、尿管の悪性腫瘍に対する手術を数多く行っております。また、体腔鏡手術など低侵襲性を考慮した手術を行っております。




腎臓内科







Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 860 4.33 3.10 10.81 70.85  
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 261 8.36 16.41 2.68 68.63  
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 57 7.30 23.02 - 39.95  
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 33 16.97 18.48 6.06 68.39  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 24 12.17 21.58 12.50 69.75  

 腎臓内科では透析のシャント狭窄や閉塞に対してのカテーテル治療、透析導入のためのシャント作成術が上位を占めております。また、耳鼻咽喉科や循環器科など他の診療科と連携した治療も行っております。透析治療など一連の入院で行うため、在院日数は比較的長くなっております。



7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)





DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 30 0.45
異なる 21 0.32
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 1,036 15.65
異なる - -


 敗血症に関しては、入院時より併存している疾患のため、発生率は少なくなっております。手術・処置等の合併症件数は、手術や治療目的のシャント狭窄や閉塞、シャント不全などの症例のため多くなっております。

※10未満の数値の場合は-(ハイフン)


更新履歴

 2017/9/28 新規掲載



 
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