初期研修医募集のお知らせ

2020年度初期研修医募集
 

初期研修医募集

臨床研修医を目指すあなたへ
JCHO仙台病院は歴史的に腎臓病を診療の核としており、現在も腎センターは腎臓内科医20余名を擁し世界レベルでの発表を続けています。その地力を生かしながら、初期臨床研修については経験疾患が偏ることのないよう配慮し、協力病院の支援も得て多彩な疾患の経験、多様なセッティングでの診療の機会を用意することができました。ここに胸を張って、2020年採用の初期研修医を募集します!

指導医メッセージ

当院は歴史的に腎臓領域に強みを持ち、1985年には当院の臨床データに基づきACE阻害薬が糖尿病性腎症に有益であることをNEJM誌に報告した他(Taguma et al. NEJM 1985; 313:1617-20)、現在も日本を代表する腎センター病院として機能しています。一方で2014年のJCHO(地域医療機能推進機構)への再編を機に、世界だけでなく地域も診る病院として徐々にその機能を新たにし、整形外科、移植外科、総合診療科などが互いに高めあう形で進化を続けている病院です。2020年度からの臨床研修制度変更、そして2021年春に予定している病院の新築移転に合わせ、JCHO仙台病院ではこれまで以上に有意義な研修機会を提供できる体制を整えました。以下にその一部をご紹介しましょう!

【多彩な疾患群を網羅する内科研修】

常勤のホスピタリスト(病棟総合医)を有する総合診療科と、パワフルな腎センターが広範な疾患群を守備範囲として活躍しています!特に腎センターは腎単独の疾患のみならず膠原病、血管炎など一般市中病院では経験できない疾患を網羅。免疫抑制状態の患者さんも多く、感染症の分野でも深みのある研修が可能です。循環器科・消化器科ではcommon diseaseを十分に研修できますし、希望に応じて積極的な手技トレーニング(心カテ、内視鏡)に応じます。総合診療科では臨床推論や治療方針の決定にも積極的に参加。皆さんの自主性に期待しています!常勤医師のいない血液・呼吸器・神経の分野は総合診療科で網羅可能な上に、2020年度からは仙台医療センターでの脳神経内科選択研修が可能に。仙台オープン病院での消化器科・呼吸器科選択研修と合わせ、内科専門研修も見据えた全サブスペシャリティ網羅を実現しています!

【整形・泌尿器にも門戸を広げた外科研修】

外科系は4か月の間に一般外科だけでなく整形外科、泌尿器科まで含めた3科から2科を選択するスタイルをとっています。専門医制度開始を控え、将来内科や一般外科を志望する人にとっては整形外科・泌尿器科は医師として経験を積めるラストチャンスかもしれません。幅広い経験を積んでもらいたい、そんな願いを込めた選択制です。外科は一般消化器外科だけでなく、末梢血管を中心とした血管外科、そして年十数例ほどの生体腎移植が特色。2年次に自由選択で再履修すれば、習熟度により術者としての経験も考慮されます!麻酔科は2か月の必修とし、うち4週を救急研修に読み替えます。

【楽しい地域医療!ERは東京での研修も】

地域医療枠では、2017年より離島診療所での研修をスタート!仙台駅から片道2時間半なので、離島なのに日帰りで研修が可能です。しかも集中滞在ではなく月2回定期出張のように出向くことで、前に見た患者さんが3か月後、6か月後どうなっているかというプライマリケアの時間軸を持った診療を経験できます!その他往診も行う農村型慢性期病院、老健施設を多く抱える都市型慢性期病院も選択可能なので、船の苦手な人もご安心ください。そして2年次の救急研修はJCHO東京新宿メディカルセンターでの院外研修を選択可能に!離島から東京都心、そして中核都市仙台。ここまで多様なフィールドを経験できるのはJCHO仙台病院の研修だけです!

【一般外来研修にいち早く対応!総合診療科外来と診療所外来のW体制】

2020年度から必修化される一般外来研修。当院では総合診療科外来と離島診療所の外来のW体制で臨みます!総合診療科外来では指導医とマンツーマン体制で病歴聴取、身体診察、そして診断と治療のプランまで完結を目指します。外来終了後はその日に得たクリニカルクエスチョンを解決するためのエビデンス検索、そして録画を用いたコミュニケーション技法のフィードバックを予定。診療所では主に高齢者の継続外来への対処を習得しつつ、医療ソースの限られた現場での判断術を体感してもらいます!

【自由度の高いプログラム!当直月2回で自分の時間も確保】

内科外科などの必修部門も原則として内容は選択制。24週以上確保の自由選択期間ではいわゆるマイナー科や協力病院での研修も選択可能です。無限の自由度を生かし、是非自分好みのプログラムを構築してください!そして院内研修期間は当直原則月2回とし、救急研修はデイタイムに集中させています。自分の時間も確保し、バランスの良い社会人生活を送ってもらえることを願っています!

募集要項

 先ずは総務企画課まで電話またはメールにてお問合せください。

■研修医定員数
区分 定員数
 1年次 4名
 2年次 4名
 計 8名
 ■募集・選考方法
願書受付 2019年  6月13日(木)から2019年  9月24日(火)まで
選 考 日 2019年  9月  7日(土)午後
※上記日程で都合のつかない方はご相談ください。個別に選考日を設定します。
選考方法 面接試験
選考場所 当院
必要書類 履歴書(指定様式は特にありません)
成績証明書
卒業(見込)証明書
採用実績 東北大学、弘前大学、秋田大学、福島県立医科大学、獨協医科大学、日本医科大学、日本大学、琉球大学
2018年 2名(マッチング3名) 2019年 1名(マッチング3名)
 ■研修医の身分・処遇
採用時期  2020年4月
勤務条件 月〜金 週38時間45分(1日7時間45分勤務)
身 分 任期付職員(初期研修医)
給 与 ※概算 【一年次】
基 本 給 : 492,640円
年間賞与: 884,000円【二年次】
基 本 給 : 513,752円
年間賞与:1,358,000円
その他手当 給与規程に基づき支給する(住居手当・通勤手当・扶養手当など)
社会保険 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働保険など
宿 舎 希望に応じた物件を斡旋します
■病院見学・受験等のお問い合わせ先
担当窓口 JCHO仙台病院 総務企画課・採用担当係
住所 〒981-8501 仙台市青葉区堤町3-16-1
電話番号 TEL.022-275-3598(ダイヤルイン)/FAX.022-234-4194
電子メール soumu@sendai.jcho.go.jp
その他 先ずは電話又はメールにてご連絡ください
 

初期研修プログラム要綱

Ⅰ プログラムの特色

本研修プログラムの特色の第一は、1年次に内科系、外科系(麻酔科を含む)を半年ずつ配し、内科・外科それぞれの基本的診療能力や考え方の土台を身に付けてもらう十分な期間を確保した点が挙げられる。半年の長きにわたり内科あるいは外科という一つの臨床文化に染まることで、学生時代のような短期間のローテーションとは異なる形での診療能力の獲得と、自分なりの思考力の形成に努めてもらいたい。

次に、必修期間内も含めて、研修医が選択できるローテーションの選択肢が広い点が挙げられる。内科・外科の中でのサブスペシャリティの選択や、救急部門の院外研修先の選択、地域医療における離島診療所・農村型小規模慢性期病院・都市型慢性期病院の選択、さらに約6か月間の自由選択期間を含めると、本プログラムの拡張可能性は無限大である。是非自らの目指す将来像にあった、自分だけの研修計画を立てて実行してもらいたい。

最後に、6ヶ月の自由選択期間を配したことによりスペシャリストへの第一歩を踏み出す機会を用意した。初期臨床研修と専門医研修は決して断絶するものではなく、むしろ有機的につながるべきである。当院が特色を持って診療を展開している分野に将来を見据える者は、是非積極的に専門的な内容にチャレンジしてもらいたい。ただし、当院はgeneral physicianとしての素養を十分に身に付けたものしか真の専門医にはなりえないという文化を持っており、専門領域以外への真摯な研修姿勢は一層求められる。

Ⅱ 初期臨床研修の目標

〇一般目標
将来専門とする分野にかかわらず、一般診療において頻繁に関わる健康問題に適切に対応できるよう、医師の社会的役割を果たすために必要な基本的診療能力を身に付ける。

〇行動目標・経験目標
厚生労働省の示した臨床研修の到達目標に準ずる。

Ⅲ プログラムの詳細

〇プログラム責任者
渡邉 崇(総合診療科医長)

〇研修計画(研修を行う分野・期間)
スーパーローテート方式による2年間の研修を行う。
ローテーション例(順番は任意)

1年次

 内科系診療科

26週

麻酔科

8週

外科系診療科

16週

2年次

救急

8週

産婦

4週

小児

4週

精神

4週

地域

4週

外来

2-4週

自由選択

24-26週

内科系診療科(1年次、26週必修)

・以下の科から3科を、1-3か月ずつ選択する。

腎センター、総合診療科、循環器科、消化器科、高血圧糖尿病内科

外科系診療科(1年次、16週必修)

・以下の科から2科を、1-3か月ずつ選択する。

外科(含血管外科)、整形外科、泌尿器科

麻酔科(1年次、8週必修)

・気管挿管、全身管理などを研修し、8週のうち4週間を救急研修に読み替えるものとする。

救急部門(2年次、8週必修)

・1年次より、月2回の当直(宿直あるいは休日日直)業務を指導医と共に行うが、これは救急部門の研修期間として案分しない。
・当院の輪番当直は外傷・外科疾患が主なため、内因性疾患の救急研修を補完する目的で院外研修を2年次に行う。以下の2施設から1つを選択し、救急部門専属で8週以上の院外研修を行う。
研修協力機関:仙台オープン病院、JCHO東京新宿メディカルセンター

小児科(2年次、4週必修)

・以下の2病院から1つを選択し、4週以上の院外研修を行う。
研修協力機関:仙台市立病院、仙台赤十字病院

産婦人科(2年次、4週必修)

・以下の2病院から1つを選択し、4週以上の院外研修を行う。
研修協力機関:東北公済病院、仙台赤十字病院

精神科(2年次、4週必修)

・国見台病院精神科において4週以上の院外研修を行う。

地域医療(2年次、4週必修)

・以下の協力機関から2つを選択し、2週間(網小医院は月2回×5か月)ずつの院外研修を行う。
・網小医院での研修は診療所一般外来業務であり、一般外来研修との並行研修として認定する。
・若柳病院および松田病院では訪問診療研修を行うが、一般外来研修の期間には含めない。
研修協力機関:栗原市立若柳病院、松田病院(仙台市)、網小医院(石巻市)

一般外来研修(2年次、4週必修)
・当院総合診療科外来および網小医院(地域医療研修協力機関)での初診・再診外来研修を行う。
・合計して4週間の研修となるように、総合診療科外来の研修日数を調整する。
・必修診療科(内・外・救急・小児・産婦・精神・地域)と当院総合診療科での外来研修の並行
研修は認めない。自由選択期間中の並行研修は互いの科の指導医の了承の下で可能とする。
・午後にわたってセルフフィードバックなどを行うため、半日単位での研修は認めない。

自由選択期間(2年次、24-26週)

・以下の科から1か月単位で希望科を選択する。協力病院での研修は先方の意向を尊重し協議のうえで決定するものとする。
総合診療科
腎センター内科
循環器科
消化器科(当院あるいは仙台オープン病院)
高血圧糖尿病内科
呼吸器科(仙台オープン病院)
脳神経内科(仙台医療センター)
脳神経外科(仙台医療センター)
外科
麻酔科
整形外科
泌尿器科
産婦人科(東北公済病院、仙台赤十字病院)
小児科(仙台市立病院、仙台赤十字病院)
精神科(国見台病院)
眼科
耳鼻咽喉科
皮膚科
放射線科

初期研修医は上記の研修計画に基づき、自らの目指す医師像を考慮した上でプログラム責任者と共にローテーション先を選択し、研修管理委員会の同意を得て最終的に決定する。1年次のローテーションは入職オリエンテーション期間中に、2年次のローテーションは1年次の10か月目までに決定する。研修管理委員会はローテーションの選択において、必要に応じ初期研修医に助言を行う。

〇研修方略

ローテート先の各科で、指導医のもと行うon the job trainingを基本とする。その他病院として主催する勉強会(臨床病理検討会:CPCなど)や各科が主催するカンファレンスに参加する。

〇指導体制

ローテート先の各診療科においてそれぞれの初期研修医に対し専任の指導医を選定する。

〇研修の記録および評価

初期研修医はJCHO仙台病院研修手帳を持ち、各目標につき自己評価を行う。また到達目標にて定められた経験すべき症候・疾病・病態については研修手帳およびインターネットを用いた評価システムを用いて研修医自ら管理把握し、研修修了までに研修記録を臨床研修管理委員会に提出する。研修評価は臨床研修管理委員会が行い、下記の項目を組み合わせて総合的に修了を判定する。

・自己評価
・各ローテート期間終了時の指導医評価、科長評価および多職種による360度評価
・経験すべき症状・疾患・病態の記録

〇協力型臨床研修病院・研修協力施設群

・仙台オープン病院(救急部門・消化器科・呼吸器科)
・仙台市立病院(小児科)
・東北公済病院(産婦人科)
・仙台赤十字病院(小児科・産婦人科)
・国見台病院(精神科)
・JCHO東京新宿メディカルセンター(救急部門)
・仙台医療センター(脳神経内科、脳神経外科)
・栗原市立若柳病院(地域医療)
・松田病院(地域医療)
・網小医院(地域医療)

病院見学・受験等のお問い合わせ先

担当窓口 JCHO仙台病院 総務企画課・採用担当係
住所 〒981-8501 仙台市青葉区堤町3-16-1
電話番号 TEL.022-275-3598(ダイヤルイン)/FAX.022-234-4194
電子メール soumu@sendai.jcho.go.jp
その他 先ずはお電話又はメールにてご連絡ください
 
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