総合診療科インタビュー

総合診療科 伊藤 規雄先生へインタビュー

皆さんは、総合診療科をご存じですか?具合が悪い時、どの診療科を受診すればよいのか分からない、複数の症状があり複数の診療科にまたがる病気が疑われる、といった患者さんのために設置されているのが総合診療科です。  今回は、総合診療科主任部長の伊藤規雄先生の紹介と当科の診療内容についてお伺いしました。

[Interview1] 祖父が診察している姿を見て、僕の仕事はこれだと決めました。

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-出身はどちらですか?
生後3歳位まで塩竃で過ごし、その後は仙台です。出身大学は東北大学医学部です。




-趣味は何ですか?
中学時代から軟式テニスを行っており、大学時代には学生チャンピオンにもなりました。今はほとんどしなくなり、観戦することが趣味になっています。
-なぜ医師になろうと思ったのですか?
僕の親族には医師が多かったのです。母方祖父は一代で大きな病院を築き、仙南地区で80歳位まで医師として活躍しました。ある時、祖父が78歳位で、私は5歳位だったと思いますが、「ついて来い」と言われ往診についていったことがありました。その時に祖父が診察している姿を見て、僕の仕事はこれだ(将来の仕事は医者だ)と決めました。

[Interview2] できるだけ客観的に分かり易い医療を提供することを信念

-先生が診療するときにいつも心に思っていることは?
当初、自分は一人の患者さんをじっくり診療することが得意でないかもしれないと思い、急性期治療が中心の救命救急に携わる道を選びました。そこでは、どんなに手を尽くしても救うことの出来ない患者さんがかなりいるという現実を目の当たりにしました。  その結果、尊い命が失われるたびに涙が流れ、自分の無力さを痛感し、医療を行っていくことがいやになりました。そのときに感じたのは、生命力の強い人が助かって、生命力の弱い人が助からないということでした。換言すると、病院に行けるのに我慢して行かなかったり、酒や喫煙など好ましくない生活習慣を放っておいたりして招いた状況で高度な集中治療をしても時既に遅く、助かる命も助からなくなるのです。  また、医療は、患者さんが自分の力で治ることを手助けしているに過ぎないのだと感じました。従って、患者さん自身がご自分の生活を見直して気付いて修正することが実は大変重要なのだと思います。  患者さん自身が病気にならないように努めていただき、われわれは、それを支え患者さんの生命力を引き出し続ける立場にあると思いました。自分は医師として人間らしく泥臭く、それでいて、できるだけ客観的に分かり易い医療を提供することを信念として働いています。




-総合診療科の診療内容は?
具合が悪いけれども、どの科で診てもらうべきなのかわからない場合がありませんか?また、症状が身体の一カ所ではなく何カ所かにまたがっている場合はありませんか?そのようなときに診察・検査をしてどの科へ行けば良いのか導いてくれるのが総合診療科です。したがって、振り分け外来と呼ばれることもあります。  また、内科系の病気を広く診ることができますので、いくつかの病気を抱えている場合には総合診療科のみで治療が済むこともあります。さらに、慢性の病気の管理、病気にならないための予防法や健康相談も行っています。




-予約診療は出来ますか?
内科外来または地域医療連携室にご連絡いただければ受診予約ができます。紹介状がなくても構いませんが、既に他の病院で診てもらっている場合には、病気の経過や既に行われた治療内容が分かると診断や治療を速やかに行うことができるため、できれば紹介状を持って来ていただけると大変ありがたいです。これまでに処方された薬の名前や投与量が分かるとなおスムーズに進めることができます。

[Interview3] 社会に貢献できる、また研修医自らも満足できる医師

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-責任者として研修医指導はどのように行っていますか?
直接の指導は各診療科の先生方が行います。私は臨床研修のコーディネートとバックアップ、調整役を行っています。即ち、研修医それぞれの思いを尋ね、その上で、研修医の性格やバックグランドを考慮して、社会に貢献できる、また研修医自らも満足できる医師になってもらえるように導いてあげようと心がけています。

いつもエネルギッシュに、患者さんのみならず病院スタッフのことを大事に考えて活動している伊藤先生でした。

総合診療科に関するお問い合わせ先

当院 地域医療連携センター 地域医療連携室

TEL:022-275-3195(平日9:00~16:00) 又は内科外来

TEL:022-275-3111(代表)(平日15:00~17:00)

 
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