病院長挨拶

写真1:病院長 田熊淑男
当院は、17の診療科と3つのセンター(腎臓疾患臨床研究センター、創傷ケアセンター、健康管理センター)を有する、病床数428床(一般病床418)の総合病院です。

病院の基本理念としては良質で安全な思いやりのある医療を提供することを掲げております。診療方針としては、各科において 高いレベルでの専門性を発揮した医療を行うことに加え、患者さんの権利を尊重すること、かかりつけ医との連携を強化することなどを挙げており、看護に際しては患者さんに安心して頂くことを最重要視しております。

当院の役割としては、仙台市北部における地域住民の皆様を対象とした一般診療に当ることに加え、腎臓疾患、泌尿器科的疾患、腎不全及び血管外科、腎移植などに関しては県内を問わず県外の患者さんに対しても先進的医療を提供することと任じております。

さらに、先進国共通の深刻な問題となっている生活習慣病を背景とする糖尿病や高血圧症に対しては、健康管理センターが中心となり、その予防活動を積極的に展開するよう努めております。

JCHO仙台病院に変わりました(旧 仙台社会保険病院)

JCHOとは独立行政法人 地域医療機能推進機構(Japan Community Health care Organization)の略称です。今までは社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院の名称であった全国の57病院が一つのグループにまとまり、名称の如くそれぞれの地域において、地域医療の貢献度をさらに高めることを使命として設立されました。

当院の旧名称は仙台社会保険病院であったわけですが、この名称は当地だけではなく、全国的にも知名度が高かったのではと自負しております。これは幾つかの領域において高く評価される先進的な医療を行ってきたからに他なりません。職員はその名称を誇りとして参りました。4月1日からは気持ちを切り替えて、JCHO仙台病院という名前を多くの人の胸に刻んで貰えるよう努力して参りたいと思っています。

名称が変わっても職員は全員がいったん退職し再雇用されることを原則としていますので、とりあえず中身は何も変わっておりません。しかしながら仙台社会保険病院は62年の歴史の中で脱皮を繰り返し、変貌を重ねてきた病院であるともいえます。今回の独法への移行も新たな脱皮への契機にしたいと考えています。

泉パークタウン紫山地区への移転を計画しています

当院の一番古い建物は築46年になり、3.11の大震災でも大きな被害を受け、一部の建物は7か月使用できなくなりました。建て替えの必要が叫ばれてから15年位になります。当院を長らくご愛用していただいた方の中には何故現在地で建て替えないのかと思われる方も多いとは思います。この点については何度も検討したのですが、逐一述べると書ききれないくらいの理由があり、移転と比べデメリットが多すぎるという結論に至っております。何卒ご理解を頂きたい次第です。

現在、移転新築に向け準備を進めております。作業と工事が順調に進み、予定通りに移転を果たしたいと考えていますが、皆様がご存知の通り芳しくない状況ではあります。移転することにより当院を取り巻く環境は様々な観点で好転すると考えています。脱皮を繰り返してきたと書きましたが、移転することにより当院はまた大きく変貌できると思います。どのように変貌したかを見極めていただくには移転後数年の時間を頂くことが必要です。長い目で見ていただきたい次第です。

JCHO仙台病院 院長 田熊 淑男

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